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歯みがきは、食後すぐ? 30分後?

更新日:2019年7月6日



このグラフは、「ステファンカーブ」と言って、

飲食した後に、プラーク(歯垢)中のPHがどう変化していくかを表しています。


食事をするとむし歯菌が酸を作るので、

プラークの中は酸性になりますが、

30分もすれば、中性に戻ります。


それは、唾液のお陰です!


歯はPH5.5より下がるとカルシウムが溶け出ますが、

中性になると、またカルシウムは戻っていきます。


「脱灰」している時間よりも、「再石灰化」してる時間の方が長ければ、

むし歯になっていくことはないのです。


「再石灰化」の時間が長いほど、じょうぶな歯になっていきます。



歯みがきを食後すぐしたほうがいいのか、30分過ぎてからがいいのか、

というご質問がありますが、


そんなのは、どっちでもいいのです!


そんなことより、むし歯予防に大事なことは、

「ごちそうさま!」をした後は、もう食べないようにすることです。



果物を食べても、一口ジュースを飲んだだけでも、

むし歯菌は酸を作りますので、ご注意を!




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