赤ちゃんの気になる食べ方で、
「硬い物を食べさせた時、えずく」というのがあります。
「えずく」は「嘔吐く」と書き、
食べたものを吐いてしまう、ということです。
食べ物が喉までくると、ふつうは「ごくん」と飲み込みますが、
喉を通せないような物だと、「おぇ~」となってしまいます。
大人だって、大きいままの食べ物を無理にでも飲み込もうとしたら、
「おぇ~」てなります。
えずくのは、硬さのせいなのか、大きさなのか・・・
柔らかいものは、舌を上あごに押しつけて食べることができます。
もし、舌ではつぶれない大きさや硬さのもの(煮野菜や果物)だったら、
舌を左右に動かして、歯ぐき(奥歯が生えるところ)にのせて、
モグモグカミカミして、つぶしていていきます。
赤ちゃんがえずくのは、
食べ物を口の奥に入れているから・・・ではないですか?
一番気をつけないといけないことは、
硬いものでも、小さく切って口の奥に入れると、
そのまま飲み込んで食べるようになってしまうことです。
硬いものでも咀嚼して食べる口に育てるには、
食べ物を舌の前の方にのせてあげることが大切です。
赤ちゃんに食べさせる時、豆腐のような柔らかいものでも、
舌の前の方にのせて、大きさや硬さを自分で確かめさせてみましょう!
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